映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』(1986)感想〜ハリウッド映画とはひと味違うよ。
(あらすじ)
たまたまの通りすがり、
建築技師のマシコフと、グルジア人学生のゲデバンは、
冬だというのに裸足でいる妙な男に、
「この星のナンバー(No.)」を聞かれた。
唐突にわからない事を聞かれて困ってしまったマシコフは、
つい、
男の手に乗っている装置を触ってしまった!
直後、
マシコフとゲデバンの二人は砂漠の真っただ中…
砂漠にいる二人を、
客と思った芸人の不思議な乗り物に二人は無理やり同乗。
そこで二人が知った事は、
この星は【キン・ザ・ザ星雲のプリュク星】
わけのわからない階級に支配されている世界。
<エツィロップ>というのが権力者で、
<チャトル人>に<パッツ人>という階層があるらしい。
それも、
特に人種と関係なく、機械に反応する色で決まるというもの。
マシコフとゲデバンは、パッツ人だと判断され、
パッツ人は必ず付けなければならないらしい
<ツァーク>という鼻鈴を強要される。
それにしても、不思議な世界。
マシコフのポケットに入っていたマッチ<カツェ>が
非常に高価な世界で、
それを持っているとステテコがもらえるという。
赤いステテコや黄色いステテコをはいた人がえらいなど、
居ればいるほど、よくわからない変な社会。
(でも、赤いステテコは、マッチ棒2本くらいで買えるらしい…)
そして言語。
ロシア語やグルジア語を操れるのに、
罵る言葉が「キュー!」
それ以外の言葉が「クー」の二種類。
体を使った独特な挨拶まで、
何も知らない二人は仕込まれる。
マシコフが高価な(?)マッチをちらつかせ、
二人は元いた世界に戻る手がかりを探すが、
なかなかうまくは事が進まない。
さてさて、
二人は元の世界に戻る事が出来るのか?
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映画『WILD HOGS/団塊ボーイズ』(2007)感想〜イージーライダーはオヤジの憧れ
(あらすじ)
アメリカの閑静な住宅街に暮らす、
ごくごく普通の中年男たち4人組。
彼らの共通の趣味であり、唯一の楽しみは
週末に揃いの【WILD HOGS】革ジャンを着て、
愛車のハーレーにまたがって、ツーリングすること。
ウディ(ジョン・トラボルタ)は、モデルの妻と離婚し、
破産宣告を受けて全財産を失ってしまう。
歯科医のダグ(ティム・アレン)は、
メタボリックな体型のため、味気ない日々を送っている。
ベストセラーを書いて印税生活を夢見るボビー(マーティン・ローレンス)は、
執筆に1年間の猶予を妻にもらったものの、
そろそろ期限切れ。
パソコンおたくのダドリー(ウィリアム・H・メイシー)は
ドジな性格が災いしてか、
いつまでたってもパッとしない。
一週間位すべての事を忘れて西海岸へツーリングしよう!
煮詰まったウディが提案した。
現在の生活をなかなか変えられなくなっている面々だったが、
それぞれが一念発起。
イージーライダーな旅が始まった!
映画『鉄塔 武蔵野線』(1997)感想〜小学6年生、夏休みの冒険映画
(あらすじ)
東京都保谷市(現在は、西東京市)に住む小学6年生のミハル(伊藤淳史)。
夏休みもすでに後半になっていた。
どういう事情か、
ミハルの父と母は9月より別々に暮らす事が決まり、
ミハルは母(麻生祐未)の実家の長崎に引っ越す事になっていた…
実は、このことは親友アキラ(内山眞人)にも言っていない。
ミハルは、幼い頃に父とよく送電線の下で遊んだ記憶があった。
鉄塔の下にいると、
不思議と電気のパワーをもらえるような気がして、
ミハルは鉄塔が好きだった。
ふと、鉄塔を下から見上げると、
そこに“武蔵野線71”と番号が書いてある事に初めて気が付いた…
そして、隣の鉄塔は70番。
そのまた隣は69番と、番号は一つずつ減っていくのだ。
そして、ミハルとアキラは、
武蔵野送電線の1番鉄塔を目指して冒険に出かける。
果たして二人は1番鉄塔にたどり着く事ができるのだろうか?
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